口が寂しくてお菓子を食べるようになり、
あっという間にリバウンドした。

元ジャンキーの患者さんが入ってきて

その人とずっとシャブの話をしていた。

「ここの血管がよぉ…」『北モノのネタが…』


そんなんで盛り上がっているから、あたしとその人は病棟の中で孤立した。


姉さん姉さん、と初めは慕っていた。


他にも声をかけてくれた人がいて、数人話せる患者さんが出来た。



閉じ込められてから
2ヶ月が経とうとしていた。


毎日は怠惰で憂鬱だった。