-レイ 16歳 夏の終わり- その日、ルリとラストまで仕事をして、渋谷に向かった。 今日はその男性と会う日。 『ネタおごってくれるらしいよ』 「こんな時間にひとりで渋谷で待ってたら危ないだろ」 そう言って一緒に行くことになった。 社長に待ち合わせ場所のまで送ってもらって、二人で待った。