「あの・・・。付き合ってください!」
「いいよ。付き合ったげる」
「ああ~良かった!」
よかった。これで今晩の遊び相手決定♪
「じゃあさ、竜 今夜街いこ~。」
竜は戸惑った。
「え??だって明日テストだよ?」
「じゃ、別れるね」
「え ちょ、ちょっと待ってよ!」
なにこの男。
はぁ・・・。もうちょっといいやついないのかなぁ・・・?
「じゃあ街行く?」
「それは・・・。」
「サヨナラ。」
そういってスタスタ歩いてその場を去った。
「もう!ゆいか!また?」
「うん、だってあいつ夜遊びダメだから」
「でもさ、竜君ちょ~かっこいいじゃん?」
確かに竜はかっこいい。
竜に告られたら断らない女子は、ほぼいない。
「あいつまじめすぎる。あ~ゆうのまじ無理だわ~」