「でも、やっぱり徳間さんは人気ありますねっ!正直、私なんかがここに来ていいのかなって…」



悲しそうに見えた唖子の顔。



それの裏側、
なんか嬉しいと思う俺。



まさかそんな事言ってくれるとは思わなかった。




「俺から来てって言ったんだからいいの。今日、唖子が来てくれて俺本当嬉しかったんだから。来てくれてありがとうなっ!」



と、言って唖子の頭にポンッと軽く手を置いた。