コートを見ると、 丁度輝劉がポイントをいれた。 だ、だんくしゅーと? とかっていうやつ? まあ かっこよくて目が ハートになりそうだった。 「いやー菜央ーっ!」 ついに紗羅がその名前を叫んだ。 菜央君はそれに気付いてかこっちを向いて手を振った。 《キャー!》 なんて、女の子達は叫んでいるが、 一方で多くの女の子達は紗羅を睨みだした。