それは、海月と2年の先輩だった。



海月の上にまたがる先輩、薄暗くって少ししか見えない。



「あれぇ?涼平君じゃぁん久しぶり♪涼平君タイミング悪すぎだよ、

 僕たちこれから愛し合う所だったのにぃ、本当最悪だよ・・・

 この前と同じだ」



軽々しく言って、その場から立ち去っていって。




「・・・涼平、くん・・・・」



視線を下に向けるとブレザーは着てなくって、シャツのボタンは全部取れて、

スカートはグシャグシャになっていた。


「海月・・・大丈夫・・か?」


 
震えてる海月に何を言っていいのか分からなくなった。