体育館のギャラリーの上にいる俺、その声は明らかに下から聞こえた。




下に降りると声がどんどん近くなってくる。




「嫌、だ、こんな事、離して下さい」




海月、何所にいるんだ。




そんな時、何所からかケータイの鳴る音がした。




音がするほうに走ってみると、ドアの前にたどり着いた。




勢いよくドアを開ける。



ドアの音に驚く、男と女の子・・・・