「…心配するな」




頭上から声が聞こえたと思ったら、足にひんやりとした感覚がした。







いつの間にか、先生は床に膝をつき湿布を足に貼っていてくれた。






「…」


「お前が怖がることはしない」


「…先生」


「お前は初めてなのに、こんな場所は嫌だろ?」






ドクン








”お前は初めて…”







…また




「だから…」







身体…心がドロドロする。