一歩踏み出すたびに、心拍数が上がっていくような気がする。 「…っ」 心拍数が上がるたびに、男の部分がチラホラと顔を見せる。 「…妹尾」 ベッドまでたどり着いた。 名前を呼ぶだけで、ビクっと妹尾の身体が跳ねた。 「…」