ベットにそっと、妹尾を座らせる。
ギシッと、ベットがきしむ音が聞こえた。
その音は、男を欲情させる。
「…湿布、探してくる」
少しでも離れていないと、自分が何するかわからない。
気を紛らわすように、部屋の中を物色する。
救急箱?
棚の上に、白い救急箱らしきものを見つけた。
中を開けてみるとー…
包帯に…
マムシドリンク…
ゴ…
今、手にとったものを慌てて奥にしまう。
…ん?
冷たいものが手に触れた。
奥に入っているそれを、引きずり出す。
「あ、あった」
探していた湿布が出てきた。
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