その後、お化けが出てくるたび驚く私を、れんが笑っていた。


外にでる。


明るい。


やっぱり、明るいが一番ね。


れん、まだ笑ってる。


「れんのバカ! なんで、すぐ笑うの?」


「ごめん。面白くて、つい」


「もう! 笑わないでよ!!」


私はれんを、軽くたたきながら言う。


「これぞ、双子の喧嘩ね!」


ひばり先輩が、けい先輩に言う。


「そうだな」


納得しないでください、先輩!!