「美島さん、仲良くしてください!!」


みかちゃんが言った。


いきなりで、ビックリ。


仲良くって、今さら?


これから、仲良くなったって……。


「美島さん?」


「あ! ごめん。いいよ。仲良くしよう。よろしくね、みか」


みかは、恥ずかしそうに顔を手でおおう。


れんは、私の事を不安そうに見てる。


「あの、僕も!」


と、いきなり声をあげる、りく君。


「もちろんいいよ、りく」


りくも、顔を隠していた。