バタンとドアの閉まる音がして、 左の階段を生徒会長とーー‥ 蒼銀髪の人が降りてきた。 今まで寝ていたのかな。 少し寝癖の付いた髪をいじりながら、スウェット姿で降りてきた彼は‥ 紛れもなくアノ人なわけで‥ 私の心臓は とても とても‥ うるさかった。