「先輩、また此処にいるんですか?」 ああ、もう来やがった。 そう思った時には錆びれたドアを躊躇なく開ける人影は俺目掛けて歩いていた。 小さい顔に零れそうなくらい大きな目をした後輩が、小首を傾げまた何時もと同じよう俺に声をかけた。 俺は一度顔を向けた後直ぐにムカつく程澄んだ空を眺めるため顔を上げる。 いいや、後輩の顔を見て居たくなかったからかもしれない。 下らない言い訳つけて、逃げる癖は未だ変わってない。 そして変わらない俺は今日も今日とて 飽きず変わらずに屋上に居る。