そして、時間はあっという間に過ぎていくもので…。

母「あのね、お婆ちゃんと一緒に暮らす日にちが決まったわよ。」


未稀「いつに決まったの?」


母「来週の土曜日。」

未稀「来週かぁ…。」

母「後、お婆ちゃんの部屋はお兄ちゃんの前の部屋になったから。」

お兄ちゃんは、一人暮らしをしているからお兄ちゃんの前の部屋は空いてるんだ。

未稀「わかった。」

〜夕食〜

皆「いただきます。」


未稀「あれ、何?」

母「あぁ、コレ?これは老人の危険を知らせるブザーよ。」

未稀「へぇ〜…。」

お婆ちゃんがこの家に来るのは来週だっていうのに、お母さんてば気が早いなぁ〜…。