嫌い…?




「あ、君じゃなくて青空。
君を嫌いになるほど君の事、よく知らない…」





「…青空、嫌いなんや。」




綺麗な男子は、真っ青な青空を見上げ、言った。





「嫌いだ。
いや、嫌いなのかすら…
でも、俺には資格がないんだ。」





資格?
なんの資格やねん。





「青空を、好きになる資格…。」







ワケ分からへん。