アズに背中を押され、

あたしはショウのクラスまで行った。


「ショウいるー?」


あたしは男友達のシュンに聞いた。

シュンも幼馴染で、

何でも話せるいい奴なんだ。


「ショーウ!」


シュンが呼ぶとショウは、

こっちを見て、照れ臭そうに走ってきた。


「よ、よう」

「ふふっ、おっス」


あたしはショウと一緒に人気のない

階段に行った。