いつものように部活に行って帰る。

・・・ハズだった。


「マイ!」

「んぁ?」


呼びとめられて振り向くと、

そこには予想外の人物がいた。


「ショウ...どしたの?」


ショウは幼馴染。

昔っから足が速くて、

すごく格好いいんだ。


「あ、あんさ、」

「ん?なぁーに?」


ショウは下を向いて、

あたしと目を合わせようとしない。