クラス中のみんなから向けられる目は面白がってる、怒りのどちらか。




どちらも涼にとっては怖い。




みんなからの言葉が頭に響く。




そんな時先生が教室に入ってきた。




すると一瞬に興味は先生に。




「壱先生ぇ、あの子抱っこしたって本当ですか〜?」




「本当だけど?お前達もしてやろうか??」




すぐ隣にいた女子生徒を涼を抱っこするみたいに抱き上げた。




「「きゃ〜〜〜〜〜!!!!!」」




クラス中女子の叫び声。




「あたしもして!」




「あたしも!!」




次々と先生の周りには女子生徒が集まる。




「なんだよ、誰でもするのかよ・・・」




男子達は残念そうにしていた。




先生のおかげで助かったけど・・・・、




だけど・・・・たくさんの女子が先生に抱っこされて嫌だった。