だから、私は賛成なんだけど・・・…


「百合たちの初デートが、ダブルデートでも良いの??」


ホントにそこが疑問だよ


「あっ!そんなこと。私たちは、大勢の方が楽しくて良いからね」



海斗も言ってたしと付け加えて


名前で、もう呼びあってるんだ!ラブラブだ

「じゃぁ、行こ。ダブルデート!!」


「うん。後は、海斗と私が計画たてるからね」


また、決まったら言うねと言って 授業が始まった




ダブルデートかぁ・・・…楽しくなりそうだな


蓮と2日間、一緒にいられるなんて

こんな贅沢良いのかな??



蓮、蓮・・・…


蓮のコトばっかり、考えて授業なんて全然 頭に入らないよ



蓮はモテるから、私みたいに可愛いくもない綺麗でもないから 全然釣り合わないよ・・・…



蓮は、こんな私が彼女で満足してるのかなぁ??



もしかしたらって、毎回毎回のデートで別れ話が出るのが怖いんだ・・・…



ダブルデートは楽しそうだけど、正直別れ話を切り出されそうで怖いんだ



だから

今、私は少しでも綺麗に可愛くなるためにダイエットをしている



グレープフルーツを食べているんだ・・・・・・



百合は事情を知ってるよ



言わないって約束してくれたし・・・



蓮とカフェに入って
グレープフルーツの事について尋ねられた時には

正直びっくりした




何か気付いてるのかなぁ・・・


考えてたし…・・・




「蓮たち遅い!!」


俺たちがホテルに着く頃には、もう海斗たちはホテルにいた


ってか、このホテルってデカイよな



「んじゃ、これ蓮っちの鍵。」



「はっ!?それって、俺と朱音で一緒の部屋って事?」


「えっ!?うん。普通そうじゃない。じゃぁ、私たちはもう行くね。」


バイバイと行ってエレベーターで海斗たちは、部屋に行ってしまった



朱音と一晩中、一緒か?

海斗がくれたチャンスじゃねぇのか


今日、朱音にちゃんと言う!! 俺は心の中で誓った




今、俺たちはエレベーターの中にいる



「朱音・・・こっち向いて。」


「ん?なんd・・・・・・んっ!」


俺は、朱音に発情してしまった

可愛すぎて


あー!こんなの俺じゃねぇー



「れ・・・ん・・・だれ・・・か来ちゃ・・・う。」



「見せつけてやれば良いじゃねぇか・・・。」


「・・・いじ・・・わ・・・る。・・・ふわぁぁ・・・」



朱音が酸欠になりそうで、胸板をドンドン叩いたので

口を自由にしてやった



「部屋の中で続きヤろっか。」


「やらない。」


「じゃぁ強制で!」


そんなエロイ話しをしていたら、部屋がある階についた



エレベーターに人が入って来なくてセーフだった


そーいえば、海斗たちとは部屋がある階が違うらしい・・・




ガチャッ


俺は海斗から渡された鍵で、扉を開けた


「うわー。部屋広い。」



うん

朱音が言ったとうり確かに部屋はデカイ




オシャレな感じだし・・・・・・


洋風な感じ?


「蓮ー。お腹空いたよ。」

「底なしの胃袋(笑)」


まぁ、6時だからお腹空くかっ。俺も空いたし

「酷っ!女子に向かって言う言葉じゃないでしょ」


「嘘。ゴメンな。」


「知らないー。」


ぷいっ と俺から顔を反らせやがった


拗ねてる朱音も可愛い。


何か、もっと意地悪してぇんだけど(笑)





「朱音。キスしよっか。」

そう言うと朱音は、クルッとこっちを向いた






「しなi・・・・・・んっ!」


だから、その隙にキスした


もう、キスしたらトマンねぇ。


朱音に、溺れていく・・・・・・

自分でも怖いぐらいに



「や・・・・・・めて・・・。」



「無理。朱音が拗ねてるの直んまでは」




「直って・・・るから。はな・・・・・・して。」



そう言ったから

俺は朱音を自由にしてやった


それから、俺たちは世間話をしている


今だったら、朱音にグレープフルーツの件を話せるかもしれねぇ




んー?でも、今言って良いのか?



「ちょっと!蓮!」


「うぉ!びっくりするじゃねぇか。」

朱音の事でこんな考えてるつーのに・・・

でも言えねぇよな・・・そんな事


「蓮。ホントに変だよ?何かあったの?」


「まぁなっ。」




「まぁなって・・・・・・酷いよ。グスンっ」



「えっ!?朱音が何で泣くんだ?」


俺、朱音を泣かしちまった。。。


彼氏として最低で最悪な事だ・・・