「親がどうした??
 言ってみろよ!!」

「別に何でもないよ!ってか、
 あんたみたいな他人に話す
 事じゃないし!!」

「あんたじゃねーし!!俺には
 想真っていうカッコいい名前
 があんだよ。伊吹 想真」
「あはは。カッコいいなんてフツー
 自分で言わないっしょ!!
 あたしは、雅。煉夏 雅」
「雅??いい名前じゃん^^♪
 あっ!!そーだ。雅にいいもん
 やるよ」


 そう言うと、紙を取り出して
 何かを書きだした。
 それを、あたしにくれた。


「ありがとう。ってか、これ何??」
「俺のメアドとケー番。
 いつでもいいから電話しろ」


「じゃぁ、夜遅ぇから送ってやるよ!
 3分待ってろ!!!」
 と言って、想真はどこかへ行って
 しまった。