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何だろう?


話って………………


さっぱりわからないので、考えるのを諦めてシャワーを浴びた。






―……



シャワーから上がると、すぐにリビングへ向かった。


「紗楽、ただいま」


『凜空にい早いね』


「うん。父さんから連絡あったから、ダッシュで帰ってきた。」


『そっか。』


「んで……話って?」


「あのな、父さん…………東京に転勤することになった。」


『「……………………」』


 「……………………」


『「ええええーーーーっまじで!?」』


「わざわざ嘘ついても仕方ないだろ。」


「俺ら、どうすりゃいいの?」


『そーだよ。凜空にいなんて、あと一年だよ?』


「凜空は残って一人暮らししてくれていい。」


『……………あたしは?』


「紗楽は、できれば一緒に東京に来てほしいんだが……………」




別に断る理由なんてなかった。


凜空にいに比べると、パパは家事なんて全く出来ないから助けなきゃいけない、と思った




だから…………―――