「ねぇ、里緒」 前の席の友達、古家早紀(フルヤ サキ)が声をかけてきた。 「何?」 「せんせーいなくて、寂しいでしょ?」 「寂しすぎて死んじゃいそー…」 マジな話。 本当に先生が好きなんだなぁって思う。 「まーまー!!明日会えるんだし!!後で屋上行こっ」 「う…ん」