誰もいない、真っ暗な道。 1人で歩いていると、画面のひび割れた携帯電話が落ちている――。 それは、小さな町での都市伝説。 携帯電話を見たものは、あの世へと吸い込まれていく……。 人はそれを《幽霊の携帯電話》と呼んだ――。