「行かない」
紳君は見事に即答だった。
「どうして?」と綾乃さんが食い下がると、
「暑いのにかったるい」の一言だった。
何だか、予想通りの反応な気がする。これで香山君も行くと知ったら、紳君が一緒に行く可能性は全く無いと思う。
『綾乃さん、素敵な計画だったけど、実現不可能だよ…』
ところが、綾乃さんはちっとも諦める様子はなかった。
「ここはね、夏は遊園地よりプールがメインなのよ。優子と恵子ちゃんは行くって決めてるんだけど、当然ながら水着になるのよねえ。私は心配だなあ…」
紳君は見事に即答だった。
「どうして?」と綾乃さんが食い下がると、
「暑いのにかったるい」の一言だった。
何だか、予想通りの反応な気がする。これで香山君も行くと知ったら、紳君が一緒に行く可能性は全く無いと思う。
『綾乃さん、素敵な計画だったけど、実現不可能だよ…』
ところが、綾乃さんはちっとも諦める様子はなかった。
「ここはね、夏は遊園地よりプールがメインなのよ。優子と恵子ちゃんは行くって決めてるんだけど、当然ながら水着になるのよねえ。私は心配だなあ…」