「そうですよ。ちゃんと自己紹介しなくちゃいけなかったわね。優子の母です。優子同様、仲良くしてね」

「あ、こちらこそ、ぜひお願いします!」

優子ママに頭を下げられ、慌てて私もペコリとお辞儀をした。

「立ち話もなんだから、こちらにいらして?」

「恵子。私は部屋を少し片したいから、リビングで待ってもらっていいかなあ?」

「うん、いいよ」

「お母さん。恵子ちゃんに余計な事言わないでよ?」

「はいはい、分かってるわよ」

やったー!
優子ママとお近づきになるチャンスだわ。