ジーッと目を凝らして中庭を見ていたら、スポーツバッグを肩に担いで、ゆっくり歩いて来る紳君を発見!
私はさっと鞄を持ち、図書室を出るとダッシュで昇降口へ行き、靴を引っ掛けて外に飛び出した。
ちょうど紳君が通り掛かったところで、紳君は私を見て、驚いた顔をしていた。
「どうした?」
「え? ハアハア、何が?」
「慌てて飛び出して来たから、何事かと思ってさ」
「べ、別に。ただ、帰るところだよ。ハアハア」
「ふーん、息切らしてね…」
私はさっと鞄を持ち、図書室を出るとダッシュで昇降口へ行き、靴を引っ掛けて外に飛び出した。
ちょうど紳君が通り掛かったところで、紳君は私を見て、驚いた顔をしていた。
「どうした?」
「え? ハアハア、何が?」
「慌てて飛び出して来たから、何事かと思ってさ」
「べ、別に。ただ、帰るところだよ。ハアハア」
「ふーん、息切らしてね…」