「リクありがと!!」
リクは、優しいなぁ………。
お兄ちゃんになってくれたらいいのにぃ。
「ううん。
いいよ。
ほら、バンザーイ」
はーい。
………って、ちょっとリクさん、何言ってるんですか!?
それって禁句じゃないっすか??
その顔でそんなこと言うなんて……。
「変態……」
そう言ってシュンスケは、リクを睨んだ。
「いいじゃん♪
な、リナ」
うん。
なんて言いませーん!!
「いや、ちょっとそれは……」
「いやなんだ。
リナは僕のこと嫌いなんだ!!
だからそうやって言うんだ!!
リナひどい!!
今まで僕の気持ちをもて遊んでたんだ!!
こんなにも、リナのことが好きなのに!!
リナは、リナは………」
リクの嫌いなんだ作戦。。。
これ、止まらないんだよね～!!!!
「ごめんね?
嫌じゃないから……」
呆れながら私は言った。