「!?」

後ろから声を掛けられて驚いて振り向く。

そこには

黒いスーツを着た男の人がニコニコしながら立っていた。


「えっと……」

誰…だろ?

私は不法侵入した泥棒みたいにその場に固まっていた。

そんな私の様子気にもとめずに男の人は事務所の奥に進んでく。

「珍しいなぁ。お客さん、しかも女の子が来るなんて」

えっ…じゃあまさかこの人…………