でも、どうしたら…?

考えながら歩いていると、電柱にぶつかりそうになった。

危ない、危ない。

ふと、電柱に貼ってある紙に目が留まった。

黄色く変色して、所々破けているが、そこにはこう書いてあった。


『浅霧探偵事務所』

と。


探偵事務所…

ここに行けば、ストーカーの事どうにかしてくれるかも!

そんな思いを胸に、私は探偵事務所に行くため、細い階段をあがっていった。