「何?用事って」

うわぁいきなり有りがちな展開。

どうしよう。今更緊張してきた。

「あのさ…俺、明菜が好きなんだ。もっもし…よかったら、俺と付き合ってください!!」

語尾だけやたら強い、端から見たら馬鹿丸出しの告白。

もっと練習すりゃぁよかった。

「嘘…晴哉くんが?」

「あっうん…明菜?」

「ありがとう。あたしも大好きだよ」

優しい笑顔で明菜も俺が好きって…。

「って…えぇ!?」

「鈍感晴哉くん♪」

もしかしたら明菜は魔性の女か!?

「馬鹿晴哉ー」

「お前知ってたのか!?ってかいたのか!?」

「知らねー」

「おい!!待てよっ…あっ明菜…行こっか」

ちゃっかり明菜は隣キープだかんな!!






晴哉color Finish.