「あたしっ・・・もぉ耐えられないよぉ」





有咲が涙を流す。



だめだ俺。


抱きしめたくなるんだ。





「途中で、来たのか?」




「ううん・・・朝から来たよ?」



「ここにか?」



「う・・・ん。明日から、保健室登校する」