「っ・・・・・」




やっぱ男の力は強かった。




レディースの頃は女のパンチしか受けなかったから、




久しぶりの痺れるような痛さに思わず悲痛の声が出た。




「分かったか?




これから俺に逆らうようであれば容赦なく殴るからな?」




そう言ってまた日向はニヤニヤと笑う。




だからその顔キモイって。




心の中ではそう思っていたけど敢えて言わなかった。




もう殴られるのは勘弁。




「フッ、やっと黙ったか。




ずっとそうしてれば良いんだよ。」




そして日向はタバコを吸い始めた。