なんかどうしたらいいか分からなかった私は




ペコっと頭を下げた。




そしたら紫虎の総長に爆笑された。




「はははは、敵のチームに頭下げるなんてホンマおもろい子やなあ。」




そんなに可笑しい事をしたか？と疑問に思いながら白龍の皆の方を見たら、エイジとカズキとタクが必死に笑いを堪えていた。




なんでよ～＞＜




なんか蓮はため息ついちゃってるし・・・・・




「今回は俺らの負けや。ちゃんと認める。でも次は絶対勝ってあの子貰うからな。」




紫虎の総長がまだ笑いながら負けを認めた。




「だから遣らねえつってんだろうが。」




ちょっと眉間に皺を寄せた蓮がそう言ったら、




「ほなな」




と何も聞こえないふりして紫虎の総長さんが帰ろうとした。