「え!それもダメです。」




「じゃあ窓開けて。」




「え、でも・・・」




「責任はあたしがとるから!!」




「わ、分かりました。」




そう言って運転手さんはカーテンを開け、窓も開けてくれた。




白龍と紫虎の方を見ると、明らかに白龍が勝っているのがわかった。




「あ、あの大丈夫ですか?」




「まだ大丈夫じゃない。だからしばらく静かにしてて。」




「あ、すいません。」




そう言って運転手さんは私に話しかけてこなくなった。