白夜は龍兄より頼りになるお兄さんて感じだった。




いつも私の事を気にかけてくれて、




私は白夜が大好きだった。






「白夜さん!!」




「どうした龍次?」




この頃龍兄は白龍の副総長だった。




「翬の奴らが向かってきてます!!」




「あ?




翬が?」




翬というのはこの頃




白龍から関東一の座を取ろうとしていた族。




「舞、




俺はちょっと行ってくるからココで待ってろ。」




私に心配をかけないためか、




白夜は私に優しい笑顔を向けて倉庫を出て行った。