すると 外で車の音がした


「あっ!」


「あっ!親父かも・・・
お袋は泊まりだから」


「どーしよう?」


「別にやったとか思わないだろう!
そこまで 心配すんな!」


「やったとか 言わないでよ・・・
とりあえず挨拶だけして 帰るから」


心を落ち着かせようとしてると


「そんな緊張すんなって!」


「で・でも・・・」


「大丈夫!」


そっと 手を握ってくれた。