「楓!!!おい…ちょっと…」


戸惑ってる。


「ごめんね 帰るから」


祐樹くんは あたしを抱き寄せた


「やめろよ!!
オレずっと我慢してるのに 生殺しすんのか!」


「我慢?」


上目づかいで 祐樹くんを見た


「そう!我慢してる 今日ずっと!!今も」


「あたしが魅力ないのかと思ってた」