「おい幸、お茶くれ。」

「はいはい。」


「さっちー、お菓子持ってきてよ♪」

「ちょっとお待ちを。」

「西園さん、眼鏡とってくれますか。」

「はいはい、どーぞ。」




見ての通り、早速この状態。


何取れ、何持ってこい、って。
あんたたちは自分で動けないのか。


「なんだよ幸、文句あんのか?」


なっ、私声に出てた?

しかもなんだし、そのでかい態度。
目が異様に怖いんですけど。



「なんでもないでーす。」



ほんっとこの人達と居ると疲れる。