病室に戻ると、 案の定、そこには 翔太くんの両親がいた… すると、穏やかそうな女性がこっちに来た。 「こんにちは」 「こんにちは!」 「赤沢翔太の母です。それから」 今度は、近くにいた 男性が来た。 「赤沢翔太の父だ。」 「あ、えっと、坂本茜です!どうぞ」 あたしは、部屋に二人を招き入れた。