私は一人でテレビを見たり、マンガを読んだり暇を潰していた。

プルルルル。

携帯が鳴った。

〔お母さん〕

「もしもし」
「姫奈?帰ってきた?」
「うん。今マンガ読んでる」
「そっか。お母さん今日遅くなるから夜ご飯適当に食べといて」
「はぁい。てかお母さん聞いて~今日、」
「あ~ちょっと待ってお母さん今忙しいから切るね」
「う、うん。仕事がんばってね」
「は~い」

プツッ。ツーツーツー。

私はため息をついた。