AM10:35

駅に着くと利香がもう着いて待っていた。

「利香~*ごめんね、ちょっと遅くなった」
「大丈夫だよ。あたしも今ついたとこだし」
「ありがと~」
「うん*じゃぁいこっか」
「どこ行くの?」
「私、服買いたいんだけど付き合ってくれない??」
「いいよ*」

そういうと利香は電車で10分くらいに乗って、ショッピングセンターに連れて行った。たくさんのお店がならんでいる。私ここ着たの初めてだ。

「こんなとこあったんだね!」
「うん。可愛い服いっぱいあるよ」
「本当だね。でも私には似合わない・・・」
「そんな事言わないで!!!姫奈可愛いんだから自信持ちな!!!!」
「え~~~」
「だから素直になりなって*」
「分かったよ~だ。てか利香、服どうするの?」
「ちょっと見て、コレ可愛くない?」

利香はひとつのお店で立ち止まって、服を指差した。白いフワフワのワンピース。私には絶対似合わない、ワンピース。

「いいじゃん*利香に似合う~」
「本当!?じゃぁ買おうかな~」
「うん*まず試着しなきゃ」
「そうだね*

あの~試着いいですか??」

「はい。どうぞっ*」

店員がそういうと利香は試着しに行った。