AM7:55

ピンポーン。私はインターホンを押した。すると家の中から、

「は~い。姫奈!?ちょっと待って~」

利香は慌てている様子だった。ちょっと早くきちゃったな・・・。しばらくして利香が出てきた。

ガチャ。

「ごめん~ちょっとゆっくりしてたら、時間が無くなった」
「いいよ。あたしも早く来ちゃったし、じゃぁ行こっか*」
「うん」

私達は一緒に通学路を歩いて、学校へ向かった。話をしていると私はふと思い出した。

「あっそうだ。利香って携帯もってる?」
「持ってる持ってる*」
「メアド交換しない!?」
「そうだね~いいよ~確かに昨日交換してなかったね」
「そうなの~あたし思い出して*」
「よく気が付いたね*あっはい、赤外線で送るね~」

そういって私たちはメアドを交換した。

「高校生初のメアド交換~*」
「あっ本当だね」
「これからいっぱい姫奈にラブメール送るよ」
「ぷ。ラブメールって彼氏かよっ~」

笑って話をしているうちにあっという間に学校についた。私達は同じ教室に向かった。