でも、それはただ逃げてるだけ。
自分が傷付くのが怖いから…
まわりが私の中に入ろうとしてても
私の心はそれを拒む。

…なんというか、《反射的》に。

だから、こんなふうに《友達》っていう関係で繋がることも

本当はすごく気になるんだー…。





『『わッッ!!!』』

『ふぁっ!!?』
…びっくりした!!なんかまた一人で別世界に飛んでたみたい…。

で、そんな私を二人が見ていて
こっちに引き戻したってところかな…。

すみませんでした;
それから、ありがとうございました…。

『プッ…あははははははは!!!』

『『ビクッッ』』

いきなり笑い出したサヤカの声に
私とミヤは驚いた;

『サ、サヤカ??』

なんだかまだ慣れ切れない私を隣にして
ミヤはサヤカに話掛けた。

『あー、ごめん♪なんか面白くて』

『何が?』

『うん。サクラが☆』

え!?私のことで笑ってたの??
なんか変だった??

…と、心の中で思ってても話せない自分。
嫌になるなぁ〜

『サクラが何かした??』

あ、ミヤが聞いたー…

『あ、いや別に変な意味はないけど、
…なんか面白いなぁ〜って』

お、面白い…って??

『どこが??』
By.天然姫のミヤチャン☆
まあ、私も同じ心境ですがね;

『えー??だってよくない!?
今までわかんなかったけど、なんか一気に打ち解けたってカンジ??』

『あぁ!!そういうことかぁ〜』

…え!?なに??今のでわかったの??
私にはサッパリ……。

それに、《ウチトケタ》ってー…。
それを聞いてまたドキッとした;

どこでそう思ったの??
サヤカ……。