『彩菜ちゃん!帰ろ〜♪』

私がミヤと話していると佳奈が寄ってきた。

『あっ…うん。じゃぁ、また明日ねミヤ』

『うん。バイバイ、サクラ〜』

私はミヤと別れ佳奈の方へと行った。

『彩菜ちゃん、佳奈って男子に嫌われてるのかな…?』

『……へ!?』
どうした!?佳奈さん…。

『佳奈さ、なんか避けられてるみたいなんだねー』

『…気のせいじゃない??』

『そうかなー…』

『いきなり何で??』

『んー。なんとなく?みんなの佳奈への対応が冷たいような気がするから…。』

『で、何で私にそんなことを??』

『…うん。彩菜ちゃんなら聞いてくれるかな〜って思ったから。』

ごめん…。私、そういうの得意じゃないんだよね……

『…ゔーん』

『佳奈、どうすればいいのかな!?』

『あいさつとか…普通に話掛けてみたら??』

『……………うん。彩菜ちゃんがそう言うならそうしてみるね!!』

…それって、ダメだった場合私の責任になるのかな?

『うん、頑張れ〜』

『ありがとう♪じゃぁ、また明日ね』

『うん。バイバイー』

はぁ〜…なんだかどっと疲れが…。
ほんの数十分の間だったが、ものすごく神経を使ったような…。

『ただいまぁ〜…』

私は家へ着いた。