「うわぁ〜
何で起こしてくれなかったの?
お母さんのバカ〜」

朝から小春が叫ぶ。

「知らないわよ、
自分で目覚ましかけなさいよ」

お母さんは
お弁当を作りながら小春を睨む。

「もう朝ご飯いらないからぁ!
行ってきまぁ〜す」


「朝食べないと元気出ないよ?
って、ちょっと小春?!
何そのスカート!!」


そんなお母さんを無視して
小春は勢いよく家を飛び出した。