「なんであたし有名なの?」
頭をかしげて聞いてみた
「だってぇ〜唯ちゃんすっごい可愛いじゃん!校内人気No.1だよー!!」
そそそうだったんだ…
あたしそんなに人気だったんだ…頭を抱えているあたしを見て愛ちゃんは笑っている
「うそうそ!!本当はね愛ずっと前から唯ちゃんと友達になりたいなぁって思ってたの!だから友達にならない?」
だだ騙されたっ!
でもまあ友達ができて嬉しい気持ちのほうが強いけどねっ
「やっぱり嘘だったんだぁ〜!うんっあたしでよければ友達になろっ、あっ唯でいいからねっ」
「ありがとっ愛のことも愛って読んでねっ」
「うんっ!これからよろしくっ」
そうこうしているうちに先生が中に入ってきた
「えーっ出席とるぞ〜あ、その前に紹介するやつがいます。入っていいぞ〜」
ガラガラッ
そこにはいつかの助けてくれたあの人が立っていた
「一瀬光です。よろしく」
ガタンッ
あたしはおもわず立ち上がっていた
「あああのときのっ!!」