学校につくとあとから茜が走ってきた


「はぁはぁ…あんた…歩くの速すぎ!!」

「えへへー」


まぁいつもこんな感じで仲良くやってるんだ


「それにしてもすごい人だねー、ねっ早くクラス割り見に行こうよ」


そう言って茜はあたしの手をつかんで走りだした



「えーっと……あっ私は2年2組だ!!唯は?」



「あたし5組だ…茜と離れちゃった…」


今にも泣き出しそうなあたしを見てまた茜は笑いだしそうな顔をしている


「まあしかたないって!ていうか私ら離れてても親友だし、ねっ?いつでも遊びにいくから元気だして〜っ!」


あたしの手を握ってそう言っている茜…でもあたし不安だよぉー…


この先どおなっちゃうの不安だらけだ


「あっ遊びにいぐねぇっ」


涙声で言うあたしをまたもや茜は笑った