「麻理っ!!どっ、どーすんの!?」
パニクる伊織。

「ん?刺してないよ?ほら」
良く見ると頭の真横の壁にカッターが突き刺さっている。

「な、なんだ―!」
安心して座り込んだ伊織。

「まだムカつくけどね……」
ニヤッとわらう麻理が凄く怖かった……

「まぁ、いいや!!多分もう大丈夫っしょっ!!帰ろ………」ふらっと倒れた麻理。

「麻理!?……気絶してるだけか………」
鈴将が様子をみる。