「こいつどうする…?」
陸駒がドス黒いオーラを放ってストーカーを睨む。

「警察につきだすか……」
朱兵がニヤッと笑う。

「いっそのことここで殺すか……」
鈴将が今にも飛び付きそうな勢いで言う。

「いやだ―!!!もうやめてください!!もう近づいたりしませんから!!!!!!」
そう言って土下座したストーカー。

「麻理……どうする…?」
伊織があたしの方を見る。


「ん―。今回は許してあげるよ。」
あたしはストーカーの方に近づいて言う。

「は??良いのかよ!!」
優斗がキレ気味で言う。

「なんも無かったしね。でも…………」


ドスッ

「「「麻理っ!!??」」」